家で作ると意外と難しいのが、シンプルなペペロンチーノです。
材料は少ないのに、にんにくが焦げたり、味が薄くなったり、油っぽくなったりして、「思ったよりおいしくならない」と感じることもありますよね。
でも、ペペロンチーノはコツをおさえれば、初心者でも作りやすいパスタです。大切なのは、にんにくを弱火でじっくり温めることと、パスタのゆで汁を使ってソースをなじませることです。
この記事では、にんにくを焦がさない火加減、乳化のやり方、味が薄いときの調整方法まで、家庭で作りやすい基本のペペロンチーノとして分かりやすく紹介します。
パスタのゆで方や塩加減が不安な方は、「失敗しないパスタのゆで方と塩加減」も参考にしてください。
トマト味のパスタを作りたい日は、「ワンパンで簡単|15分で作るトマトベーコンパスタ」もおすすめです。
ペペロンチーノはシンプルだからこそ失敗しやすい
にんにくが焦げる原因
にんにくが焦げる一番の原因は、火が強すぎることです。熱いフライパンににんにくを入れると、すぐに茶色くなり、苦みが出てしまいます。
ペペロンチーノでは、冷たいフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れてから火をつけるのが基本です。
味が薄くなる原因
味が薄くなる原因は、パスタをゆでるお湯の塩が少ないことです。ペペロンチーノは具材やソースで濃い味をつける料理ではないため、パスタ自体にほどよい塩味がついていることが大切です。
油っぽくなる原因
油っぽくなる原因は、オリーブオイルとゆで汁がうまく混ざっていないことです。この2つがなじむと、ソースが少し白っぽくなり、パスタにからみやすくなります。これを「乳化」といいます。
材料と調理時間
| 調理時間 | 15分 |
| 人数 | 2人分 |
材料 2人分
| 材料 | 分量 |
| スパゲッティ | 200g |
| にんにく | 2片 |
| 赤唐辛子 | 1本 |
| パスタのゆで汁 | 大さじ4〜6 |
| 塩 | お湯1Lに対して約10g |
| 黒こしょう | お好みで |
| パセリ | お好みで |
| オリーブオイル | 大さじ2 |

代用できる材料
にんにくは、チューブにんにくでも代用できます。ただし、チューブにんにくは焦げやすいので、火を弱めて短時間で香りを出しましょう。
赤唐辛子がない場合は、輪切り唐辛子で代用できます。辛いものが苦手な方や子ども向けに作る場合は、唐辛子なしでも大丈夫です。
オリーブオイルがない場合は、サラダ油でも作れますが、風味は少し軽くなります。
下準備
にんにくの切り方
にんにくは、薄切りまたはみじん切りにします。
初心者の方には、焦げにくい薄切りがおすすめです。みじん切りにすると香りは出やすくなりますが、その分焦げやすいので、火加減に注意してください。
唐辛子の辛さ調整
辛さを控えたい場合は、唐辛子の種を取り除きます。辛くしたい場合は、輪切りにして使うと辛みが出やすくなります。
パスタをゆでる前の準備
にんにく、唐辛子、オリーブオイル、フライパンを先に準備します。ペペロンチーノは仕上げが早いので、作り始める前に材料をそろえておくと失敗しにくくなります。
作り方
1. パスタを塩入りのお湯でゆでる
鍋にたっぷりのお湯を沸かします。塩を入れて、パスタを袋の表示時間より1分短くゆでます。
あとでソースに使うので、パスタをざるに上げる前に、ゆで汁を大さじ4〜6ほど取っておきます。
2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れる
火をつける前のフライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れます。
3. 弱火で香りを出す
弱火にかけます。にんにくのまわりに小さな泡が出て、よい香りがしてくるまでゆっくり温めます。
4. 唐辛子を入れる
にんにくが色づく前に、唐辛子を入れます。焦げそうなときは、すぐに火を止めます。
5. ゆで汁を加えて乳化させる
パスタのゆで汁を大さじ4ほど加えます。フライパンをやさしくゆすり、オイルとゆで汁を混ぜます。ソースが少し白っぽくなり、とろっとしてきたら乳化できています。
6. パスタを入れて手早くからめる
ゆで上がったパスタをフライパンに入れます。中火にして、ソースを全体にからめます。

7. 味を見て仕上げる
味を見て、薄ければゆで汁を少し足します。最後に黒こしょうやパセリをかけて完成です。
副菜を合わせたいときは、「切って盛るだけ|5分で作る基本のカプレーゼ」もおすすめです。
失敗しないコツ
にんにくは弱火でじっくり香りを出す
にんにくは炒めるというより、オイルの中でゆっくり温めるイメージです。強火にすると焦げやすく、苦みが出ます。
色が濃くなる前に火を止めても、余熱で少し火が入ります。「まだ少し早いかな?」くらいで止めると失敗しにくいです。
にんにくの切り方から確認したい方は、にんにくのみじん切りの基本で、みじん切りの大きさと焦がさない火加減を確認できます。
乳化はゆで汁を少しずつ入れる
乳化とは、オイルとゆで汁が混ざって、ソースがパスタにからみやすくなることです。難しく考えなくても大丈夫です。
- ゆで汁を少し入れる
- フライパンをゆする
- パスタを入れて混ぜる
この流れで、自然にソースがなじみます。
味が薄いときは塩だけを足さない
味が薄いときは、まずパスタのゆで汁に塩味があるか確認します。ゆで汁が薄いと、仕上がりもぼんやりした味になります。
最後に塩を足す場合は、少しずつ入れましょう。一気に入れると、しょっぱくなりやすいです。
油っぽいときは水分不足を疑う
油っぽいと感じたら、ゆで汁が足りない可能性があります。大さじ1〜2ほどゆで汁を足して、もう一度よくからめましょう。
オイルだけが目立つ状態から、ソースがパスタにまとわりつく状態に近づきます。
辛すぎるときは唐辛子を早めに取り出す
辛すぎる場合は、唐辛子を取り出します。仕上げ前なら、ゆで汁を少し足すと辛さがやわらぎます。
子ども向けや辛いものが苦手な方には、唐辛子なしで作るのがおすすめです。
保存方法と温め直し
ペペロンチーノは作りたてがおすすめ
ペペロンチーノは、作りたてが一番おいしいパスタです。時間がたつと麺が油を吸い、パサつきやすくなります。
冷蔵保存する場合の注意点
余った場合は、粗熱を取ってから密閉容器に入れます。冷蔵保存で翌日までを目安に食べ切りましょう。
作り置きにはあまり向きませんが、翌日のランチ用として保存する程度なら大丈夫です。
温め直しでパサつかせない方法
温め直すときは、少量の水を加えます。フライパンで温める場合は、水を大さじ1〜2入れて、弱めの中火でほぐします。
電子レンジの場合は、水を少しふってから温めると、パサつきにくくなります。
このパスタに合う副菜・スープ
カプレーゼ
トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼは、ペペロンチーノと相性のよい副菜です。さっぱりしているので、オイルパスタと合わせても重くなりません。
きのこマリネ
きのこマリネは、作り置きしやすい副菜です。ペペロンチーノだけでは野菜が少ないときにも便利です。
ミネストローネ
スープを合わせたいときは、「野菜がしっかり食べられる|具だくさんミネストローネ」もおすすめです。
トマトのやさしい酸味がペペロンチーノのにんにく風味とも合うので、家族の夕食にも取り入れやすいスープです。
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よくある質問
チューブにんにくでも作れますか?
作れます。ただし、チューブにんにくは焦げやすいので、弱火で短時間だけ加熱してください。
唐辛子なしでも作れますか?
作れます。唐辛子なしにすると辛みはなくなりますが、にんにくの香りをしっかり出せばおいしく仕上がります。
ベーコンを入れてもいいですか?
入れても大丈夫です。ベーコンを入れるとコクとうま味が出るので、初心者でも味が決まりやすくなります。
乳化しないときはどうすればいいですか?
ゆで汁を少し足して、フライパンをゆすりながら混ぜます。火が強すぎると水分が飛びやすいので、中火以下で調整しましょう。
子ども向けに作るにはどうすればいいですか?
唐辛子を入れずに作ります。ベーコン、ツナ、きのこなどを加えると、子どもでも食べやすくなります。
まとめ
ペペロンチーノを失敗しにくく作るコツは、にんにくを焦がさないことと、ゆで汁でソースをなじませることです。
冷たいフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火でじっくり香りを出す。ゆで汁を少しずつ加えて、オイルとソースをなじませる。この2つを意識すると、味が薄い、油っぽい、ソースがからまないといった失敗を防ぎやすくなります。
まずは基本のペペロンチーノで作ってみて、慣れてきたらベーコンやきのこを加えてアレンジするのもおすすめです。シンプルだからこそ、火加減とゆで汁の使い方をおさえて、作りたてのおいしさを楽しんでください。

